残業代の請求方法は大きく分けて4つあります

未払い残業代の請求方法には大きく分けて4つの方法があります。

どの方法を選ぶかはケースバイケースになります。しかし選ぶ方法にかかわらず共通して大事な事は「証拠」をしっかりと取っておく事です。

証拠とは残業時間の証拠です。残業代が請求できないと感じた時から、業務日誌を書く習慣を付けましょう。
客観的な事実(証拠)が最後には物を言います。

出勤時間、退社時間、残業時間を日誌に書きましょう。パソコンを仕事で使っているなら、電源のONとOFFの時間も記録しましょう。

請求方法その①手始めは貴方と会社側との直接交渉です

もともと会社側に残業代を支払う意思がないと推測できるので、解決は困難と考えた方が良いでしょう。

そのまま会社に残るのならなおさら会社側の心証を悪くしたくない為、強い態度にはでられません。

請求方法その②労働基準監督署からの監督、勧告によって残業代を請求する

労働基準監督署は労働法違反(残業代の未払い)を認定すれば会社に勧告をする事ができます。

従業員は匿名で労基署に駆け込み未払い残業代が存在する事を監督官に証拠を示して説明しましょう。したたかな会社なら勧告されても支払わない場合があります。

請求方法その③労働審判で請求する

労基署の勧告に従わない場合は、いよいよ裁判という事になるでしょう。

2006年に制度が導入された「労働審判」は短期決戦で従業員側に負担が少ない制度です。

貴方1人で労働審判をすることも良いのですが、できれば弁護士に相談して、作戦を練った方が良いです。専門家は百戦洗練ですから良い知恵を出してくれます。

請求方法その④通常裁判で請求する

労働審判でも決着しないなら通常裁判に移行します。
労働審判は申請から3ケ月程度で審判が開始されて、3日間で決着しますが通常裁判なら短くて1年掛かります。

[参考]「残業代が出ない・・・」未払い残業代を自分で請求する全手順